作品名「上高地」
53.0×41.0cm
キャンバス油彩
2016年7月
久しぶりに山の絵を描きました。
昭和の時代、秋の連休だったと思います。槍ヶ岳(標高3,180m)に登った帰りに上高地(標高約1,500m)から帰ったことがありました。
登山者で大混雑のバス停からやっとバスに乗ることができ、同行の人たちとは別々に帰ったため松本での打ち上げもありませんでした(;_;)
その時は帰るのに精一杯で付近を歩くこともできず、多くの人でひしめき合っていたバス停の印象しかありません。
当時の思い出とまた有名な観光地でもあり、上高地には良い印象を持っていませんでした。(-.-)
そんな気持ちであまり気が進まなかったのですが、昨年8月の乗鞍岳(標高3,026m)登山後、松本に出るついでに上高地に寄りました。
このたびは付近をゆっくり散策することができましたが、思いのほかとても良いところでした(*^^)v
大変涼しく梓川と周囲の風景がきれいで散策路は緑がとても瑞々しく、久しぶりに山のすがすがしい気分を味わうことができました。
この絵は河童橋から望む穂高連峰方面を描いたものです。
何年か前に新穂高温泉に宿泊しロープウエイを使って西穂高岳(標高2,909m)に登ろうとしましたが、大雨に阻まれ結局登れませんでした。
これから先、残りの人生で彼方に霞む穂高岳(標高3,190m)に登る日は来るのでしょうか(≧▽≦)💦
散々絵葉書や写真で見飽きた風景だと思っていましたが、現地で見るとさすがに素晴らしく絵心に訴えてくるものがありました(清冽な梓川の緑を帯びた青い色が印象深かったです!)
誰もが魅了される風景ですが、それだけのことはあると納得した次第です。
やはり上高地は北アルプスの絶景ポイントですね~👏
付近には帝国ホテルなどの宿泊施設が多数あり、日本の山岳リゾートも結構良いなと思いました。
もっと年取ったら(世間的にはもう充分に年取ってるんでしょうが<(`^´)>、この上高地で夏の数日をのんびり過ごし、山の美しい景色や鳥の鳴き声、川のせせらぎなどで日頃雑事で疲れた?心身を癒したいと思うこの頃です!(^^)!