作品名「秋の石神井公園」

53.0x41.0cm
キャンバス油彩
2018年3月

石神井公園（しゃくじいこうえん）は、練馬区にある都立公園で、園内には、石神井池、三宝寺池があり、井の頭池、善福寺池と並び、武蔵野三大湧水池として知られています。

二つの池を中心に市民が散策できる公園として整備し、自然や野鳥と共存できるように造られたのが石神井公園です。

園内には、沼沢植物群や雑木林が見られ、緑豊かな武蔵野の面影が残されています。

以前の職場が近かったので昼休みによく散策し、疲れた？心身をリフレッシュしていました。

その後仕事を辞めてからはもうこの公園に来ることはないだろうと少し寂しく思っていました。

ところが昨年思いがけず練馬区に転居し、我が家からは約3.5㎞、🚴だと20分もかからない近くの公園となり、自分でも何か不思議な気持ちです😲

昨年の11月に久しぶりに訪れましたが、紅葉がちょうど見頃で美しい景色を見ることができました。

この絵はその時の情景を描いたものですが、樹木の遠近表現、配色など想像していたよりも難しく、何と年末から3カ月以上も掛かってしまいました💦（※　これが2018年の1作目）

さて、石神井公園は野鳥が多く先日も鳥を観察しに行って来ました。

長いことバードウオッチングから遠ざかっていたのですが、昨年サロベツ原野で久しぶりに野鳥を観てその楽しさに再び目覚めました(^^)v

冬鳥がちょうど来ていて、オナガガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、アオジ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ツグミを確認することができました。

この日は公園一の人気者、瑠璃色の羽が美しいカワセミにも着いた時と帰りの２回出会え、シメ、キセキレイ、アオゲラ、ミソサザイ、ウグイス、モズも観ることができ収穫の多い一日でした😊

石神井公園はメタセコイアやその他の巨木も多数あり、多くの種類の野鳥が訪れるなど都内でも驚くほど自然の豊かな公園です。

野鳥以外でも、春の池沿いの桜並木、夏の涼し気な湧き水の風情、秋の美しい紅葉、冬の凛とした佇まいなど、季節ごとに私達の心を和ませてくれます。

家からも割と近いのでご近所の公園として時々通い、それぞれの季節を楽しめればと思っています。