作品名「春の玉川上水」
53.0x41.0cm
キャンバス油彩
2020年5月
大学3年までの20年ほどを東京都小平市で過ごしました。
住んでいたのは一橋大学と津田塾大学のほぼ中間点で近くを玉川上水が流れていました。
玉川上水沿いの道にはコナラ、クヌギなどの大きな樹木が茂っていて武蔵野の風情が色濃く残っています。
友人の家に遊びに行く際には小道をよく通りましたので、子供の時の思い出は上水の風景と結びついています。
その後小平からは引っ越して玉川上水に行くこともなくなりましたが、数年前の春にふと思いついてウオーキングに行きました。
住んでいた当時の最寄駅の一橋学園駅で下車し玉川上水駅まで歩きました。
上水の風景は変わりなくて新緑が美しく、気持ちの良い時間を過ごすことができました😸
当時は気がつきませんでしたが上水の美しい風景に改めて気づかされる思いでした。
今は時々多摩湖までサイクリングに行きますので帰路に玉川上水沿いの小道を通って帰ることもあります。
小道から少し外れて昔住んでいたところに寄りました。
記憶と違う街路の意外な狭さに過ぎ去った時間の長さを感じました。
子供が大勢いた街はひっそりしており、様子も大きく変わっていましたが当時の道路や古い店舗が数軒残っていて昔の情景が蘇ってきました😿
玉川上水はかっての若かりし日にタイムスリップする思い出の場所でもあります。