作品名「夏の名寄公園」




53.0x41.0cm
キャンバス油彩
2017年11月

サロベツ原野を訪れた日は日本最北の温泉、豊富(とよとみ)温泉に宿泊しました。

わずかに黄濁しとろっとした少し石油臭がある珍しい温泉で学生の頃入浴した時と全く変わっていませんでした😿

翌日、今日の目的地網走に向かうため早朝の豊富駅から各駅のディーゼル車に乗り込みました。

時間だけは豊富(ほうふ)な青春18きっぷの貧乏旅ですので、終点の名寄駅で約1時間半、次に乗る電車を待たなければなりません(ローカル線にのんびり乗車するために来たので、これも楽しみですが<(`^´)>

駅でただ待つのも味気ないと思い、駅のそばでレンタサイクルを見つけ、近くの名寄公園に行くことにしました(レンタサイクル大活躍ですね~)

名寄駅には初めて降り立ちましたが、駅前は視界を遮る高い建物がなく整然としており、東京の人間?としては好感の持てる街並みです。

名寄は冬場はとても寒く厳寒期には-30℃以下まで下がることもあり、空気中の水蒸気が凍って出来るダイヤモンドダストが市の名物になっているそうです。

しかし夏のこの時期は日差しが強くかなり暑かったです。ただ空気が乾いているせいか爽やかに感じられました。

他の北海道の街でも感じましたが、市内は人が少なくサイクリング中も公園でもほとんど人に会いませんでした。

園内はしだれ柳、ハルニレの木やミズナラの原生林などが植えられていて、広々とした開放的な雰囲気です。

広い池の手前側は睡蓮で埋め尽くされており、白くて可愛らしい花🌼がいっぱい咲いていました。

隣接する旧名寄本線の鉄路上にはSL排雪列車「キマロキ」、D51などの機関車が展示されており、かっての鉄道黄金時代を彷彿とさせる懐かしい風景でした。

時間を潰すために立ち寄っただけでしたが、夏の北国らしい明るい空の下、樹木と草原の美しい風景に日頃の雑事で疲れた心身?が癒されました😊

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