作品名「ケーブルカーと坂道の風景」




60.6x45.5cm
キャンバス油彩
2017年5月

サンフランシスコはアメリカの大都市では珍しく割と面積の狭い町で、BART・バート(Bay Area Rapid Transit、ベイエリア高速鉄道)やケーブルカーなどの公共交通機関が発達しています。

その点、車でないと移動が大変な巨大都市ロスアンジェルスと比べてツーリストにはとても動きやすい町です。

私達もBARTやケーブルカーを利用し、この絵の路線のケーブルカーにも乗りました。

外の手摺に捕まっての乗車が人気でしたので私達も見よう見まねで挑戦しました。

ケーブルカーはゆっくり動くのかと思っていましたら、下りでは結構スピードが出てコーナーでは強いGがかかり振り落とされないよう必死に手摺にしがみつきました💦

サンフランシスコの街は丘が多いため傾斜の強い坂道が至る所にあり、移動は大変ですが起伏に富んだユニークな風景を見ることができます。

この絵はいつものキャンバス(P8号)のほぼ倍の大きさのキャンバス(P12号)にケーブルカーと坂道の街頭風景を描いたものです。

前作ではサンフランシスコ市街を埋め尽くす霧の海を描きました。

霧の下はどうなっているのかと思っていましたら、こんな風景が広がっていたんですね~(*^▽^*)

雨で路面が濡れ霧で全ての物が煙ったように見えます。

この絵では今までの画風?を変えて、建物や背景などは印象派風の描き方にチャレンジしてみました<(`^´)>

サンフランシスコは昔良く観た映画「ダーティ・ハリーシリーズ」やその他の映画などでもたびたび舞台となり、独特な詩情に溢れています。

トニー・ベネットの「想い出のサンフランシスコ」はサンフランシスコ市が公式に認めた市の歌でその魅力を次のように歌っています。

I left my heart in San Francisco
High on a hill, it calls to me.
To be where little cable cars
Climb halfway to the stars !
The morning fog may chill the air
I dont care♫

この街で何日か過ごし私もサンフランシスコの街に魅了されてしまいました!(^^)!

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