作品名「タイの象さん」




53.0x41.0cm
キャンバス油彩
2019年9月

タイの絵は「夕暮れのワットアルン」で終わったつもりでしたが、大事なモチーフをうっかり忘れていました。

間近に見てその圧倒的な大きさ、パワーに感動したアジアで最大級の動物 アジアゾウ🐘です。

アユタヤの女性を描いたのに象さんを描かないのは片手落ちですね😅

そういえば前に馬の絵を描いて動物の絵も面白いなと思ったことがありました。

アユタヤにはエレファント・ライドのアクティビティがあり、私は出発前から象さんに乗れるのを秘かに楽しみにしていました(同行のオジサン達はそうでもなかったようでしたが(笑)

タイのかっと照りつける日差しと全身に纏わりつくような湿気に耐え、レンタサイクルを懸命に漕いでやっとその場所に到着しました💦

しかし直前に日本の大学生の団体客が入ってしまい、象さんは相当数いましたが順番を待つ人で長蛇の列ができていて、乗るまでにはかなり時間がかかりそうです。

帰りの電車の時間を考えると長く待つことが出来ず、残念でしたがエレファント・ライドを諦めざるを得ませんでした(全く~。大学生なんだから個人で旅行した方が楽しいんじゃね<(`^´)>

象さんの背中から見える風景はどんなだっただろうと思うと本当に残念です😭

象さんはお客さんを乗せてクルマが走る通りを何往復も行き来していました。

私達はこの絵のようにこちらに歩いて来る象さんのほんの数m先をポンコツ自転車で通過しました。

私達と象さんの間には柵など防御する物が全くなく、何か不用意に刺激して象さんがこちらに向かって来たらどうなるか、心底恐怖を覚えました。

安全な所から見る動物園では経験できない緊張感に満ちたひと時でした。

間近で見る象さんは本当に巨大で圧倒的な存在感。このような大型動物がこの地球に存在するのはまさに驚異です。

一方で私達人類がアジアゾウなどの多様な大型動物を絶滅に追いやっているのも悲しい現実です。

この絵のような風景がいつまでも見られることを願うばかりです😢

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