作品名「九份から望む東シナ海」
53.0x41.0cm
キャンバス油彩
2017年8月
瑞芳駅からバスに乗り換えて到着した九份は日本人にとても人気のある台湾屈指の観光地です。
ツアーガイドのお姉さんによるとノスタルジックな街並みはジブリの映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとの話でした。
その後日本に戻って調べてみましたら、それ以外にも日本の道後温泉や銀山温泉など複数あるとのこと、本当のモデルはどこでしょうか(*´Д`)
いずれにしても九份は古い町並みが印象的な魅力に満ちた街です。
九份の街は細い石畳の坂道に沿って土産物屋や飲食店で構成されています。
その細い路地に肩が触れ合わんばかり、いろいろな言葉の大勢の人がひしめき合い、その様子はまさにアジアの混沌そのものです(ところどころにイヌ?の糞が落ちているので注意してください💦)
街は高台にありますのであちこちから眼下に東シナ海(基隆湾)が眺められました。
私達が到着したところに聖明宮という煌びやかな色彩の寺院がありました。
聖明宮の主祀は三国志の関羽としても知られる商売繁盛の神様、関聖帝君です。
この絵では台湾風の寺院のエキゾチックな雰囲気と水平線と空が溶け合うような茫洋とした東シナ海の様子を表現したいと思いました。
獅子にも熊にも見える不思議な動物に跨って基隆湾を望んでいる後姿の人物は誰でしょうか?
日本の金太郎のように台湾の人なら誰でも知っているキャラクターですかね~(?_?)