作品名「真珠の耳飾の少女」
45.5×38.0cm
キャンバス油彩
2014年5月
17世紀オランダの画家ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾の少女」はフェルメール作品の中でも最も好きな絵です。
この度描いた絵は原作とほぼ同じ大きさですが、模写ではなく自分なりの絵として描きました。
彼女が着ているのは日本の丹前で、当時鎖国をしていた日本の唯一の貿易国がオランダで日蘭貿易で日本からもたらされた物です(-.-)
フェルメールはモデルに変わった衣装を着せることがありますが、「天文学者」や「地理学者」でも丹前を着せていますね。
絵を描くのは割と早い方ですが2週間で描き上げましたので今までで最も早い制作です。
フェルメールは私の最も好きな画家で作品が日本に来たときは必ず見に行っています。
この作品も2012年に上野に来ましたが、すごい人気で列をなして見るような中わずか数分の鑑賞で残念でした(>_<)
フェルメールは作品数が少なく真作とされているのはわずか30数点しかありません。
全ての作品を見たいと思っていますが、まだ見ていない作品では特に「デルフトの眺望」が見たいと思っています。
「真珠の耳飾の少女」と同じオランダのマウリッツハイス美術館にありますのでいつか行ければと考えています。
彼のような絵が描けたらと夢想し、天才の技量を少しでも学びたいと思いました。
青いターバンは何とか描けましたが、顔の表情、特に目の表現には苦労しました。