作品名「青衣の女性」




45.5×38.0cm
キャンバス油彩
2015年10月

青衣の女性を描きました。

日本の女性は艶やかな黒髪、きめの細かい肌、そして日本女性ならではの情感のある表情ととても魅力的なモチーフです。

個人的には、アジアン・ビューティの極みが日本女性ではないかと思っています。

髪や瞳などに多彩な色を使えませんが、身近な存在なのでその分親しみを持って描ける題材です。

青い服を纏った女性は左側に体を傾け、逆に頭部は少し右側に傾けたポーズを取り、うっすらと控えめな微笑を浮かべています。

彼女は心が和むような優しい雰囲気を持っていて、何とも言えない魅力を感じる素敵な女性です(私だけかな~?(*_*)

ところで、今まで絵を描いてきて自分の思った通りに描けた事は殆どありません。

特に人物画は自分の技術の拙劣さに歯痒い思いをすることが頻繁です。

人の顔を構成する目、鼻などはどの部分も重要ですが、特に目は顔の雰囲気を決定づける一番重要な部分です。

今回ももどかしい思いの連続で、いつものことですが目の表現がとても難しく何度も描き直し最後まで手を加えました(>_<)

また、頭部を少し右に傾けて描かなければいけないのですが、つい真っ直ぐに描いてしまいその度に修正を繰り返しました。

私の絵の技術ではそっくりに似せて描くことはできませんので、似せようとの努力はほどほどにして描きました。

彼女の持っている清楚で親しみのある優しい雰囲気を少しでも表現できればと描いた一枚です(^_^;)

※ この作品は教室で描いたものですが、週1回の制作のため完成まで2ヶ月以上費やし、ずっと遅く描き始めた「乗鞍岳」よりアップが遅れてしまいました。

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