作品名「和服の女性」




45.5×38.0cm
キャンバス油彩
2015年7月

初めて日本女性の肖像を描きました。

今までは多彩な色を使えるので外国女性の絵を中心に描いてきましたが、今回は茶系の髪の和服女性を描くことで多くの色を使うことができました。

人物画を描き始めたのは約2年前からでまだ日が浅いのですが、今描いていて最も魅力を感じているのが人物画です。

現在関心のあるジャンルは人物画 > 風景画 > 静物画というような感じでしょうか。

前は風景画しか描かなかったのに随分傾向が変わってきましたね~(-_-)

人物画は顔の造作、身体のボリューム感など表現するのが難しいですが、そこが逆にやりがいを感じるところです。

絵の中に存在感、個性のある自分なりの人物を創造することはとても楽しい経験です。

描いていて和服が一番似合うのはやはり日本女性だと思いました。

この女性は窓を背景に少し逆光を受けてポーズをとっています。

顔の骨格は外国人に比べて幾分平坦ですので、立体表現は少し抑え気味にしています。

和服には何色かの赤系統の絵具を使い、帯など他の部分でもいろいろな色を使うことができました。

肌の色、質感などは外国女性とは微妙に変化させたつもりです。

日本女性の美しさ、気品のある優しい雰囲気を表現したいと描いた久しぶりの人物画でした。

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