作品名「窓際の椅子に坐る女性」




53.0x41.0cm
キャンバス油彩
2020年10月

風景が続くと人物を描きたくなるのが人情😲でなくいつものパターンです。

この度の絵は古ぼけた漆喰壁を背に、濃い色のニットを着て微笑んでいる女性の肖像です。

今回はデッサンと下絵にいつもより時間をかけて頑張ったつもりです。

デッサンが上手ければそのまま色を塗れば作品になるのでしょうが、デッサンの未熟な私にはそのようにはいきません😼

輪郭や表情など思うように描けない部分を少しずつ修正して描き進めました。

水彩画は一度塗ってしまうと容易に修正できませんが、油彩画は一度塗っても乾けばその上から塗り直し、納得するまで修正することが可能です。

水彩画は小学校で習ったこともあり簡単そうですが、やり直しがきかずいわば一発勝負、天賦の才能が必要です。

水さえあればどこでも描ける手軽さに魅力を感じ、数年前に水彩画にチャレンジしたことがありました。

しかし思うようには全く描けず、自分には向かないとあえなく退散しました🤷‍♂️

片や油彩画は何度でもやり直しができ、時間をかけて描くことができるので水彩画ほど難しくはありません。

反面、道具が多く戸外で描くのはそれなりの覚悟が必要、室内で描く方が気楽です。

さて、このたびはいつものように絵の全て、顔の造作、手の表情、衣装、背景などあらゆる部分に手を入れました。

最初のデッサンに比べると随分絵の雰囲気が変わったかな?(ブログで描き始めから掲載していますのでご覧ください)

微笑んでいる女性の優し気な表情や佇まいなどを表現したいと思いましたが、どうですかね~・・・

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