作品名「夏のモデルさん!」
45.5×38.0cm
キャンバス油彩
2016年10月
通っているアトリエでモデルさんを呼んで絵を描きました。
モデルさんが真ん中の一段高い台に置かれた椅子に座り、それを囲むように半円形に約10台ほどのイーゼルが並べられていました。
モデルさんは夏真っ盛りの服装で、一目見て「こりゃ、あかん」と思いました(笑)
彼女はお祖父さんがスペイン人のクォーターで4か国語を喋れる❢という一風変わった雰囲気の女性でした。
モデルさんは休憩時間に休むのが普通ですが、彼女は話好きのユニークな人でみんなの絵を見て周り、思ったままの率直な感想を話していました。
私の絵も見に来ましたが、さっと見て何も言わず次の人に移動しちゃいました。あれれ~💦
私もせっかくの機会ですので他の人の絵を見て周りましたが、描き方は人によってまさに千差万別ですね~。
驚くほどデッサンが上手で慣れた感じの年配の女性がいれば、不遜に聞こえるかもしれませんが、自信なさ気で自分よりも下手かな?<(`^´)>と思う人もいました。
こうして生のモデルさんを描いているとデッサンの重要性が良く分かりますし、自分のデッサン力の拙劣さを痛いほど感じます。
先生がいつも言われているとおり、デッサンが良ければ色を塗るのが下手でも何とか絵になるというのは本当だと思います(その逆も真なりですが"(-""-)"
思うように描けず、だんだん気が滅入ってきて、終わる頃にはもうこれ以上続けるのが辛い気持ちでした(テクニックがないため絵を習っているのですから上手く描けないのは仕方ないんですが(-.-)
全身像、半身像など描くのは各自の自由ですが、いつの間にか椅子から上の女性像になっていました(最初全身像のつもりで描き始めたのですが、全身が入り切らなかったというのが真相でした(+_+)
この絵を描いていて人物画は奥が深いと改めて思いました。
アトリエで習っているのは趣味で絵を描く人が中心ですが、受験時期が近づくと美大を受験する若い人がデッサンを習いに通ってきます。
このたびは人体デッサンの重要性を再認識しましたので、私もそのうち集中して習いたいと思い始めました。
普段は写真から人物画を描いていますので、残念ですが来年までしばらく生のモデルさんとはお別れですね~👋(*´Д`)