作品名「登山者と山小屋の風景」
45.5×38.0cm
キャンバス油彩
2022年10月
熊野岳(標高1,840.3 m)に登る途中に小さな草むらが点在する岩だらけの尾根がありました。
乾いた野原は日本の山には珍しい風景です。
まるでオーストラリアかメキシコの荒れ地を歩いているみたいな気がしました。
その先の長い稜線には雰囲気のある岩造りの避難小屋がありました。
山には人工物がほとんどありませんので、山小屋は悪天候から登山者を守ってくれる唯一の避難所です。
また山での行動を終え、宿泊して体を休め、食事が摂れる憩いの場所でもあります。
私達はこの小屋の脇で昼食を摂りました(予報に反して天気が良かったので有難みはあまり感じませんでしたが🤷♂️)
今では食べることが無くなってしまったコンビーフ缶(着色料?で赤い牛肉コンビーフ)をリーダーが回してくれました。
合宿などの山の朝の献立にコンビーフ缶の炊き込みご飯がありましたが、私は朝から油っぽいこのご飯が苦手で一気に食欲が失せたものです。
懐かしい昔の思い出がちょっと蘇りました😢
さて登山者と雲に彩られた夏空の下にポツンと建つ山小屋の風景です。
二人は山小屋で一時の休息をとるのでしょうか?
それとも1日の長く疲れた行動をやっと終えて、一夜の憩いの宿とするのでしょうか?
ちなみに登山者のモデルは先頭が昔と変わらずスリムな安達さん、今はロマンスグレーの髪がお似合いの光永さん。
画家はいつに間にか歳を取り、年月の経つ早さに少し唖然としているウメ👴でした🙆
※ TMUWVのホームページ(https://www.tmuwvob.com/private/wordpress/)にも掲載しています。より原画に近い画像ですのでこちらの方もご覧ください。